任意保険の等級

廃車にした後でも任意保険の等級を継続できる?


自動車を廃車にするというような場合には様々なところで手続きをしなくてはなりません。
廃車とするための廃車手続きなども当然ですが、実際には自動車に関して提出するべき申請というものは多いものです。

特に忘れずに行いたいのが「任意保険」に関連する申請です。
現代の日本で自動車を利用するというような場合には法律で自賠責保険への加入が義務付けられていますが、自動車事故を起こした場合などに備えて任意で保険に加入しているというような人は非常に多くなっています。

万が一事故を起こしてしまった場合などには自賠責保険だけでその損失をまかなうということが出来ないことも多いのですから、これは当然のことでしょう。

廃車に関する任意保険の手続きの中でも特に覚えておきたいものとなるのが「等級の継続」というものです。
任意保険では事故の少ない消費者ほど優遇される傾向が非常に強く、長期間にわたって保険を適用しない期間が続いてたのであれば、保険料の値引きやその他の特典などを受け取れるようになっているのです。

しかしこうした等級については、保険の契約を解約するなどの理由でリセットされてしまうこともあります。
自動車を廃車にしたというような場合には、保険の適用対象が無くなるわけですから、そのまま保険を続けるということはできません。

ではどうすればよいのかというと、これは「任意保険の中断を申し込む」という形で対処することができます。
中断とは保険料の支払いや保険の適用を一時的に停止させる代わりに、その後保険が必要になった段階でその中断前の状態を引き継ぐことができるという制度です。

これは保険会社であればほぼ間違いなく用意されています。

この申し込みが受理されたのであれば、中断証明書と呼ばれる証明書が発行されることとなります。

一般的には中断の申請から10年、一部の保険会社では5年が限度とされていますが、その期間内であれば再契約の際に中断証明書を提出することによって、等級などの条件を引き継いだまま、次の自動車で保険に加入することができるようになるのです。
こうした手続きについては知らないという人もいますが、中断手続きに関しては廃車後であったとしても13カ月以内であれば発行を申し込むことができます。
またこの保険の中断は自動車を廃車にするという場合のみならず、海外出国などで長期間自動車に乗らない場合などにも適用ができますし、バイクのみに限りますが、保険加入者が妊娠したためにバイクの保険を中断させるということも可能です。
ただし中断した保険の等級を継続させるには、車の所有者、被保険者が同一であることや、自動車の用途、車種区分が同一であることなどの条件があります。
これらの条件については保険会社に連絡をすることで確認できますので、自動車を廃車にするというような場合には覚えておきましょう。”